下り坂の走り方
下り坂はスピードが出やすい反面、衝撃がとても大きく膝や腰にとても負担がかかります。
その為、ダメージを出来るだけ抑えて、少ない力で楽に下り坂を走れるようになるのが理想です。
下り坂の場合の着地時の衝撃は、体重の5倍以上と言われています。
とは言え、下り坂の走り方のコツさえつかめば膝や踵などへのダメージを最小限に抑えて、少ない力で楽に走ることが出来ます。
重心を後ろにおいた下り方をすると、足を地面に着けるたびにブレーキをかけた着地になり膝や踵などへのダメージが大きくなります。
一方で、少しだけ重心が前にあると、放っておいても重力を利用して下りていくことが出来ます。
ですので、重心を後ろにおくのではなく、おへそを少し前に出し上体をのけぞらないようにして下ると良いです。
正しいフォームの作り方としては、垂直に下りの地面に立ち、姿勢を前傾にすると足が自然に出るようになります。
そして、腕の振りを素早くすることピッチである左右の足の運びが早くなります。
怖がらずに、体を真っ直ぐにするか、少し前傾姿勢をとり下るようにすると膝などに負担が掛からず効率よく下りを駆け抜けることができるようになります。
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