マラソンは膝や足だけではなく、腰痛も生じやすいものですね。
特にランニングやマラソンでの急な腰痛は、太ももの裏側の筋肉で大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋であるハムストリングの疲労が原因であることが多いようです。
そもそもここに疲労が溜まってくると腰が反りかえるようになることから、腰に負担が掛かってしまうのです。
また、椅子に座ったり立っている時の日常の姿勢の悪さも原因になっていることもあります。
したがって、このような原因が考えられる場合のマラソンでの腰痛の対策としては、ハムストリングをほぐすと痛みを軽減させることが出来ます。
そこでお勧めなのが、ハムストリングのストレッチです。
やり方はとても簡単です。片方の足を真っ直ぐに伸ばし、もう一方の足を内側に曲げて座り、背中を真っ直ぐに伸ばしたままで前屈して10秒くらいその状態を保ちます。
終わったら逆の足を曲げて同じように行います。
また、腰痛は姿勢を正しくして走ろうという意識が強すぎるランナーにも多く見られる傾向がありますし、走る時の足の裏の使い方にも気をつける必要があります。
足裏を地面に綺麗にあてて、“反発する”力を上手く利用することが重要です。
いずれにしても、正しいフォームで走れば腰痛は出ないものです。
この元オリンピック選手 渡邉高博の膝サポート走法(DVD)では、痛み解消のための足裏全体の使い方や、背筋に力を入れて走っているランナーの注意点なども分かり、正しい走り方が身につくことでハムストリングが痛まなくなり、同時に膝の痛みはもちろんのこと、腰痛などのランナーを悩ます障害改善や予防にも繋がり、結果、速く走れてタイムが伸びることでマラソンがさらに楽しくなるでしょう。
マラソンレース中の痛みを和らげる走り方